みみたぶ Music Video 公開しました

こんばんは。

寒いですね、、と言いたいところですが

沖縄にいます。

暑い。日に焼けました。11月なのに。

めちゃくちゃ大きいガジュマルの木のこととか

沖縄の友達のこととか話したいことあるけど。

今日は違うお話です。


僕の曲、みみたぶの

Music Videoが公開されました。


さかのぼること、5ヶ月前。

みみたぶの制作チームのグループラインが出来ました。 


あ、いや、時を戻そう。7ヶ月前。2020年の4月です。


nozomi nobodyのんちゃんが下北沢CIRCUS支援アルバム

life is circusに参加して欲しいという電話を貰いました。

是非やらせてくれということで返事をして、

さらにCIRCUSにゆかりのある人たちに声をかけさせてもらいました。

Sundayカミデさんとアレンジャー、プロデューサーの松浦晃久さん。

Sundayさんには曲の提供をお願いしました。


松浦さんには僕の曲で一緒に何かやらせてもらえないかとお願いしました。

松浦さんもCIRCUSと由縁があり、二つ返事でOK頂きました。


今もですがコロナ禍真っ最中だったのでギターと歌は僕の自宅で録音。

その音をもとに松浦さんスタジオでピアノ、エレピ、ピアニカ等演奏、

打ち込み、そして音を整えて、

完成。


今も間奏のピアニカの音を聴くと目が細くなる。じんときます。

松浦さん、すごいのになりましたね!うわーとか電話で言うてると

みみたぶはもともとまだ見ぬ我が子を想う二人の歌だけど

新たにアレンジされたみみたぶを聴いてると

今、こういう世の中でなかなか会えない人と人とのつながり、

人が人を想う気持ち、会いたい、話したい、繋がりたい

そういうことを連想させるねーと。松浦さん。

これはMVを作ってみんなに聴いてもらったらいいんじゃないか?という

鶴の一声。


そうかと。そう言われると、今この歌は一つの意味では収まらない

広がり、余白を持っているというか、何かの使命を纏っているような気がしました。

ありがとうございますと。ようゆうてくれました。MV作りたいですと返事しました。


そして松浦さんに映像監督の平田純哉くんを紹介して頂きました。


ここでMVの製作チームラインが結成。6月末日。

zoomミーティング。松浦さん、浜田、純哉くん、待夜由衣子さん


曲の成り立ち、アレンジし録音した理由、どうしてMV作ろうと

思ったのか、そういったことを純哉くんに伝えて、

快く了承してもらいました。


決まったのは

まず純哉くんに脚本を考えてもらうこと。

東京都のアートにエールをに企画応募すること。


東京都の企画応募の準備にてこずりました。けっこう。。


そして8月。

純哉くんに企画書を見せて頂いた。

この絵と音楽が重なったらどうなるんだろうとドキドキしました。

これは、、いい

と感じました。


余白を持たせたい、子を想う二人だけのストーリーにはしたくない、

その点で純哉くんと僕、松浦さんの考えは一致していました。


脚本は見事にこの点を含んでさらに超えていくような内容でした。


8月末、東京都の企画への応募申請完了。


さらに脚本をブラッシュアップしてもらって

純哉くんに俳優の岸天智さん、撮影スタッフチーム

sanyuhiさん、馬場光太さん

キャスティングしてもらい、撮影スケジュール決定しました。


撮影のお手伝いなんでもするし見学させて欲しい!と伝えたところ

エキストラで何故か出演させてもらいました。

カメラマンのゆいちゃんもがっつり映ってます。


自分の曲のMV撮影に出演するのは初めてではないんですが、

脚本を完全にお任せして、チーム組んでもらって、

そこにポンッてエキストラとして出演させてもらうのは初めてで、

自分の作品ですが自分の作品ではないというか、

その日は完全に監督の言いなりになろうと思っていたので、

大して何もしてないですが一役者として(気持ちは)参加させてもらいました。


映像の撮影ていうのは家を建てるようなというか、

住む人と家を作る人の意見を聞いて、

図面を作って、地面ならして、土台作って、壁作って、

屋根作って、、本当はもっと工程あると思うけど、

ほんと大変だなというか、ここに柱たてたらどこリビングにすんねんとか

話決めたとしても、それにそぐうカットなかったらどうすんねんとか、、

根気と繊細さ、想像力とか、ほんと大変やなと思って。


たった1日の数時間かかわらせてもらったけど

強行スケジュール、限られた予算の中、

ほんとによくやってもらったなと。感謝しています。


撮影が終わり、恐らくこれまた大変であろう編集を終え、

完成バージョンを見させてもらいました。

鳥肌が立ちました。とてもいいなと思いました。

言葉にすると薄っぺらくなるので(僕の問題)


ただ完成して数日後、正直言うと少し不安な気持ちになりました。

当初、親子の歌として書いたものなのに

親子のストーリーがないのは

どうなのかなと。


何言ってるんですか浜田さん。俺よ。

すいません、親子のストーリーにはしないでほしいと言ったのは僕です。


分かりやすくするべきやったのかなと思いました。

思ってしまいました。


しばらく映像を見ることをやめました。

自分の手からいったん放しました。


そうして映像を自分のyoutubeチャンネルに

アップする準備をそろそろしないとっていう時に

腰を据えてもう一度じっくり見ました。


ああ、これで良かったんやなと思いました。

自分が思う分かりやすさはただの守りていうか

嫌われたくないという逃げやったかもしれない。


作り手の意見とかってどういうものなんだろう。

その曲が生まれて形作られる大切な要素ではあるんだろうけど

曲がこの世に産み落とされたらもう別人格やもんなあ。


親父も言うてましたね、お前がどこでのたれ死んでも

俺は知らないて。

もちろん根底に愛が流れてるからそう言われてもグッとくるんですよ。


松浦さんにアレンジ、サウンド作ってもらって本当に良かった、

純哉くんに映像作ってもらって本当に良かった、

今は心からそう思えます。

感謝の気持ちでいっぱいです。


だからこのMVを公開してハイ終わりということにはしたくない。


完成披露会というか映像を改めて見てもらってライブもしたい

と今思ってます。


結果の話になっちゃうけど

このみみたぶていう曲は人が携わることで

広がりを持って、当初とはまた違う役割を担いました。


みみたぶの曲の内容が指す、人と人の繋がりは

結果、この曲の成長過程そのものかもしれない。


そういうことを思いながら、

沖縄の旅を終えようとしています。

明日東京に帰ります。充電完了。


東京に帰ったらこの曲のお披露目を

考えていこう。


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